Case1. 塗装面の変色・色あせの場合
雨漏りで気付く、経年劣化のサイン
外壁の塗装面の変色や色あせは、経年劣化のサインひとつです。塗膜が薄くなって色あせが発生するのですが、この「塗膜が薄くなる」ということは、耐候性がなくなっていき劣化が加速していきます。
ひび割れや塗膜が剥がれて雨漏りの原因になります。また苔などの汚れもつきやすくなります。
Construction
外壁の塗装や水漏れなどは建物の鉄骨が錆びたり、木部が腐食する可能性があります。
これにより建物の寿命が短くなるだけでなく、
重大な安全上の問題を引き起こすこともあるので要注意です。
外壁塗装・防水工事の時期を把握!建物のSOSをチェックしてみましょう
チョーキング現象
チョーキング現象とは、外壁塗装が劣化して粉状の物質が表面に現れる現象です。手で触れると白い粉が付くのが特徴で、塗装の防水機能が低下しているサインです。見逃さないようにしましょう。
苔・カビ
苔やカビは、湿気が多い環境で建物に発生しやすく、特に外壁や屋根に見られます。これらは建物の通気不良や防水性能の低下を示すサインで、放置すると劣化が進み、建物の耐久性に悪影響を与えることがあります。
ひび割れ
ひび割れは、建物の外壁や基礎部分にできる亀裂です。放置すると雨水が浸入し、内部の腐食や断熱性能の低下につながり、建物の耐久性が損なわれる恐れがあります。
雨漏りで気付く、経年劣化のサイン
外壁の塗装面の変色や色あせは、経年劣化のサインひとつです。塗膜が薄くなって色あせが発生するのですが、この「塗膜が薄くなる」ということは、耐候性がなくなっていき劣化が加速していきます。
ひび割れや塗膜が剥がれて雨漏りの原因になります。また苔などの汚れもつきやすくなります。
【この場合の大切なこと】下処理を徹底して行うこと
家の壁の塗装面の変色でおさえておきたい注意点は、塗膜の劣化や湿気の影響です。
変色は紫外線や雨水、湿気によるダメージが原因で発生し放置すると外壁の防水性が低下し、建物自体の劣化につながる可能性があります。
いわば、最初のシグナルのようなものです。ここを丁寧に修繕しておく必要があるのです。
<ご依頼される前に自宅でできる対処法>
まずは、柔らかいブラシやスポンジで汚れを優しく洗い落とします。ひび割れがあれば、市販の防水テープで一時的に補修し、雨水の浸入を防ぎます。これはあくまで応急処置ですので、きちんとプロにみてもらいましょう。
防水機能が失われ始めたサイン
チョーキングは塗膜が劣化して粉状になったもので、壁を触ると手に塗料がつくのでチェックしやすいです。外壁の塗膜が劣化すると、防水機能が失われてしまい、色あせや変色と同様、ひび割れや、外壁が剥がれ出したりします。
【この場合の大切なこと】劣化範囲をしっかり認識
壁のチョーキング現象は、塗膜の劣化により防水機能が低下しているサインです。
まず全体を入念に確認し、劣化が広範囲にわたっていないか注視します。下地の劣化具合も重要で、特にひび割れや水の浸入がないかを慎重に調査します。
修繕する場合は、長期的な保護性能を確保します。
<ご依頼される前に自宅でできる対処法>
軽いものであれば、水と中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで白い粉を洗い流すことができます。早めの対策で塗料の劣化が広がるのを一時的に防げます。
もし小さなひび割れが見つかった場合、防水テープやシーリング材を使って一時的に雨水の浸入を防ぐことができます。
経年劣化や構造上の負荷が原因になることも
経年劣化や耐久性が失われたことで、今までの状態を保つことができなくなり発生します。
塗膜が薄くなってくると、外壁の下地が弱くなってひび割れが発生し、ひび割れが出るとその隙間から雨水が浸入して外壁の内側が濡れてしまい、外壁からの雨漏りを許してしまいます。
髪の毛の細さ程度のひび割れはヘアークラックと呼ばれ、塗膜の経年劣化の可能性が高いですが、0.3㎜以上のひび割れは建物の構造部分に起きている可能性があるので注意しましょう。
【この場合の大切なこと】ひび割れの原因と深さを把握すること
ひび割れは、単なる表面の劣化によるものか、建物全体の構造に影響を与える深刻な問題かによって対応が異なります。
ひび割れの幅や深さを確認し、構造的な問題(基礎の沈下や建物の揺れ)か、気候や塗膜の劣化によるものかを診断します。
清掃とゴミの除去をし、内部を綺麗に掃除します。
ひび割れの大きさに応じて、補強材・補修剤を使用します。
<ご依頼される前に自宅でできる対処法>
まずは、ひび割れの幅や深さをチェックし、幅が1mm以下の細かいひびであるかどうなどを確認します。
ひび割れの周辺に汚れやカビがあれば、ブラシや中性洗剤で洗い落とし、補修の準備を整えます。
下地にダメージ、浸水の恐れサイン
外壁のひび割れなどで、外壁の内側に雨水が浸入すると、蒸発した際に内側から塗膜を押し上げてしまいます。これを繰り返すと剥がれ部分から水が出たり、更に塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまいます。広範囲にわたって塗料が剥がれてくると、下地にも浸水などのダメージを与えてしまい、内部の建材の劣化が進んでしまうので、お家そのものが弱くなってしまいます。塗装が剥がれてしまう前に塗り替えをお勧めします。
【この場合の大切なこと】何が原因であるかをしっかり把握して修繕する
外壁塗装の剥がれが発生すると、そこから徐々に範囲が広がり、建物の劣化のスピードが上がってしまうので、原因と確実な修繕を行います。剥がれた箇所に、雨水が浸透してしまうと外壁と室内壁の間の湿度が高まり、カビやサビなどが発生します。
様々な家のトラブルへと発展していくので、原因追求は必然です。
<ご依頼される前に自宅でできる対処法>
剥がれた範囲や原因を確認し、水分がたまっていないかや、ひび割れがないかをチェックしましょう。水分が溜まっているようでしたら、できる限り丁寧に取り除きます。
これ以上、剥がれてしまわないよう気をつけましょう。
住宅の腐食の原因になる
チョーキング現象が起こり出すと、防水効果が無くなります。防水効果が無くなってくると、苔やカビ、サビが発生しやすくなります。
苔が発生すると、それだけ湿気が多いという事なのでカビも発生しやすくなります。カビの中には人体に悪影響を及ぼすものもあるため、「外だから」と油断せず注意しましょう。
サビは、経年劣化やひび割れで鉄部が水の影響を受けた際に生じます。屋根板金の劣化で、雨水と共に外壁に流れ、ひび割れから浸入し内部に影響を及ぼした例も少なくありませんので、早めの対策をお勧めしています。
【この場合の大切なこと】根本的な原因の除去と再発防止策
カビや錆が発生するには、さまざまな家のトラブルが考えられます。カビは、外壁のひび割れからの水分侵入が原因であることが多いため、水分源や通気性の問題を確認します。錆の場合は、金属部材の劣化や、外壁の防水性が低下している可能性を調査します。
<ご依頼される前に自宅でできる対処法>
カビの場合、換気不良や水漏れがないか確認します。スポンジやブラシで丁寧に取り除くことができるレベルであれば安心でしょう。
錆びた金属部分には、サンドペーパーで軽く錆を落とし、錆止めスプレーを使用して一時的に保護します。
お見積りをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ちょっと手直しサービス
多岐にわたるリフォーム工事も可能なつかさ建築工房ですので、施工したお客様の施工以外の「ちょっと困った」にも対応いたします。地域密着で信頼をいただいているからこそできるサービスです。
最長10年の保証
メーカー保証されている保証サービスもふんだんに活用し、お客様の不安を取り除きます。塗装の仕上がりを徹底管理し高品質な塗装を実現しますのでご安心ください。
雨樋ヘルプ
台風後などに特に多いのが雨樋の不具合です。雨樋の詰まりや劣化による破損のご相談がたくさんあります。屋根や外壁の補修をおこなっても雨樋の破損や水漏れで、大切な住まいを傷つけてしまう原因になります。
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